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シルク(絹)のアクセサリーのお手入れ(洗い方)について。

コラム|

シルクのアクセサリーのお手入れ写真

gallery LOTTAでは、汚れ防止のために、絹糸を編んだ商品は全て軽く糊付けをしております(参考コラム:「かぎ針編みの糊付けについて」」)。

それでもジュエリー(鉱物)などと違って、絹糸を編んで作ったアクセサリーは、大切に使っていてもどうしても汚れてしまいます。

汚れてきたな…と思ったら、私がいつも行なっているお手入れ(洗濯)方法をご紹介します。

(※ただしgallery LOTTAの商品を使用しての方法のため、全てのシルクのアクセサリーに有効という訳ではございません。ご注意ください。)

私が使っているのは、「クラシック・クロージングケア」シリーズの「シルクウォッシュ」というシルク素材専用の中性洗剤です。
「クラシック・クロージングケア」は、北欧デンマークのCLASSIC(クラシック)社の製品です。
製品の公式サイト(デンマーク語)によるとシルクにダメージを与える酵素を含まず、シルクの品質を保つための天然タンパク質を含んでいるそうです。
シルバーのボトルと、蛾のイラストもカッコよくって気に入っています(本物の蛾は嫌いです)。
今調べたら、楽天ショップや、アパレルのBAYCREW'S STOREなどでも販売しているようです。

洗い方は、洗面器などに水2Lに対して3mlほど入れて、水またはぬるま湯を注ぎます。
泡立ったところで、アクセサリーを入れて軽くじゃぶじゃぶと振り洗いをします。
絶対、浸け置き洗いは避けていただき、短時間で洗い上げてください。
その後、乾いたタオルで水分をとり(特に金具はしっかりと拭いてください)、日陰や室内干しにします。

これで、かなり綺麗になりますが、全く新品に戻るかというと難しいです。
お水やお湯にさらすことで、編み目が少し縮んだり、パールがついている場合は、その光沢に影響があります。
日常の利用には支障がなく、見た目には影響がない程度なので、私はザブザブ洗ってしまうのですが、それぞれご利用や用途、商品に合わせて判断ください。


最後に……gallery LOTTAでは、絹という性質上、半永久的にご利用いただくことは難しいことと考え、ダメージを受けたら新しく買い換えていただけるお値段を維持できるよう、努力をしておりますm(_ _)m

アンティークレースのように、経年劣化を楽しんでいただきつつ、シーズンに合わせた新しい商品なども楽しんでいただけますと嬉しいです。

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